ポストコロナを見据えて、ハイブリッドワークへの移行準備が進められる中、働く場所と時間について「従業員がどこまで自由に決めてよいか」という新たな問題が生じている。みずからスケジュールを決めるべきだという意見を支持するマネジャーは少なくないが、筆者は従業員の自由裁量に任せることで、組織のダイバーシティが危機的状況に陥るリスクを指摘する。在宅勤務を希望するかどうかの割合が、年齢やジェンダー、あるいは子どもの有無で異なり、結果としてキャリアに深刻な影響を及ぼす可能性があるからだ。本稿では、ハイブリッドワークの導入にあたって、マネジャーが何を念頭に置くべきか論じる。
Source: ハーバード
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