Gembah(ゲンバー)のミッションステートメントは、驚くほどシンプルだ。オースティンを拠点とするこの会社は「新製品を生み出すための参入障壁を大幅に下げ、製品イノベーションを民主化する」ことを目指しているという。少なくともその点では、クラウドファンディングからアディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)まで、過去10年ほどの間に登場したさまざまなスタートアップの取り組みとそれほど違わない。
同社が提供するのは、製品づくりのプロセスを通してユーザーを手引きするために設計されたプラットフォーム / マーケットプレイスで「最短90日」で成果が出ることを約束している。このフォーラムは中小企業と工場、サプライチェーンの専門家、デザイナー、エンジニアなどを結びつけ、プロセスの迅速化を支援する。ハードウェアのスタートアップ企業を起ち上げようとした経験のある人なら誰でも知っていることだが、このように新たな製品を世に出すためのプロセスを手際よく運ぶことは非常に難しい。
Gembahはそのビジョンを加速させるために、シリーズAラウンドで1100万ドル(約12億1400万円)の資金を調達した。この投資ラウンドは、地元のアーリーステージ専門ベンチャーキャピタルであるATX Venture Partners(ATXベンチャー・パートナーズ)が主導し、Silverton(シルバートン)、Flexport(
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