2030年以降の世界の問題、あるいは日本の問題は何なのだろうか。なぜ2030年と年次切っているかというと、それがSDGsの達成期限だからだ。私が大学でフェアトレードとSDGsについて研究して以降の日本政府は、レジ袋の有料化を筆頭に実現に向けた政策や対策を抜本的に行い始めている。しかしレジ袋の有料化では「結局海洋問題の解決には結びつかない」「マイバッグ持参に割に合わない」などの声がSNSを中心に上がってきている。表面的には批判がたくさん盛り込まれているように見えるが、一方でこれは国民全体の意識がSDGsに向かっているという示唆でもあるので、私はとても良い傾向だと思う。しかしながら、自分の利益や損得でSDGsに取り組むか否かを考えているレベルでは、まだまだ認識不足だと言い切れる。プラネタリーバウンダリー(地球限界)から逆算すると、取り組まないことのほうが我々人類の長期的存続を考えれば圧倒的に不利益だということがわかるのに。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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SDGs後の日本と世界の貧困
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