「天才にはない、努力者の特権があるんです」ハライチ澤部に聞く“才能がない人の戦い方”
どんな組織にも、カリスマ的な存在っていますよね。仕事で“自分は天才じゃないんだな…”と日々痛感させられている筆者も、「カリスマ的な才能の持ち主になりたかった」と思ってしまうときがあります。このやりきれない劣等感を乗り越えるには、どうしたらいいんでしょうか…。そんな悩みを解決するために、日々天才と向き合っているこの方にお話を聞きました。【澤部 佑(さわべ・ゆう)】1986年、埼玉県生まれ。2005年、相方・岩井勇気とお笑いコンビ「ハライチ」を結成。ツッコミ担当。2009年『M-1グランプリ』(テレビ朝日)での決勝進出をきっかけに注目を浴び、バラエティ番組『ピカルの定理』(フジテレビ系)のレギュラーに抜擢。お笑いタレントとしてだけでなく、俳優としても幅広く活動しているハライチ・澤部佑さん。ネタを書いている相方・岩井さんのマルチな才能がどんどん開花していく一方で、澤部さんが抱えているリアルな感情とは…?〈聞き手=福田啄也/文=ほしゆき〉劣等感と共存しながら、「自分だけのポジション」をつくれるかが鍵福田:ここ最近はエッセイ本を出版したり、音楽活動もはじめたりしている岩井さんの“尖った才能”がかなり注目されていますよね。これまではむしろ「ハライチといえば澤部」と言われていたなか、その関係が逆転してきた印象です。岩井さんの活躍に焦ったり、嫉妬したりすることはないんですか?澤部さん:岩井みたいな
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