垂直農法技術を提供するiFarmは、既存投資家であるGagarin Capitalが主導する400万ドル(約4億2300万円)のシードラウンドで資金を調達した。このラウンドのほかの投資家として、Matrix Capital、Impulse VC、IMI.VC、複数のエンジェル投資家が含まれている。
iFarmはフィンランド拠点のスタートアップで、食品加工会社や日用消費財大手、農家、大学の研究センター、さらには大規模なオフィスを運営しているためにケータリングのニーズがある大企業などをターゲットに、垂直農業を実行できるようにするソフトウェアを提供することに注力している。
同社のSaaSはサラダ菜、チェリートマト、ベリー類など、その名のとおり垂直に積み重ねて栽培された植物の管理を自動化する。「このシステムには、画像認識(コンピュータビジョン)と機械学習を適用し、農場の分散ネットワークから収集した「何千もの」植物のデータを利用して、作物のケアを監視し、自動化するためのさまざまな技術が含まれている」とiFarmは説明する。
現段階では、ヨーロッパと中東の約50件のプロジェクトに技術を提供しており、合計1万1000平方メートルの農場をカバーしている。iFarmのプラットフォームは現在、約120種類の植物の世話を自動化でき、2025年までに500種類に増やすことを目標としている。同社によると、毎
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