ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

昆虫食とアヘン戦争(3)

昆虫タンパクのマーケット昆虫由来のタンパク質を大量生産して販売する。そのサプライチェーンは、 昆虫のエサの調達、タンパク質など有用成分をとったあとの残渣の処理、生産工場の立地環境と人件費の安さなどの条件、それ以上にマーケットとの距離がポイントになるでしょう。ではターゲットを何にして、どんなマーケットがあるでしょうか。タンパク質の需給バランスを念頭に置くなら、人口増加が著しいところ、食料自給がひっ迫しているところがまず考えられるでしょう。そして、食用家畜の飼料にするより、人間が消費したほうが効率がよいのは当然のこと、それもお菓子などの嗜好品ではなく、主食に近いものへ適用するでしょう。そのほうが大量消費につながるからです。アヘン戦争の韻を踏む昆虫タンパクビジネスのオーナーは、自社製品を主食にするでしょうか。それよりも、このビジネスで得たお金で高級なビーフステーキを食べ、それをタンパク源とするのではないでしょうか。こう考えてくると、自国の植民地で生産したアヘンをアヘン必需国に売りつけ、莫大な利益をかせぐ。この構図と似てませんか。効率的な生産方法でタンパク源を生産し、いずれ崩れるだろう需給バランスに役立て、くわえて環境負荷の軽減に貢献する。すばらしい計画も、考えてみると歴史の韻をふんでいるような気がしてなりません。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました