医療機器のコストと複雑さを削減する新しい企業を支援し続ける投資家たちの後押しを受け、医療業界向けの新しい診断ハードウェアを開発するExo(エクソ)が、新しい資金ラウンドで4000万ドル(約42億2000万円)を調達した。
同社の声明によれば、これまではコスト、携帯性、画像品質の悪さ、高密度の身体組成を画像化できないことなどによって、超音波などの診断ツールが世界中の患者ケアに与えられる影響が限定されていた。
Exoは、特許取得済の圧電マイクロマシン超音波トランスデューサ(圧電マイクロマシン超音波変換器)を開発したことで、この問題を解決できたと発表した。デバイス自身が画質を改善する一方で、付属のソフトウェアツールキットがデバイスの診断機能を向上させる。
Exoは、2024年には世界のPOC(臨床現場即時検査)超音波市場が15億ドル(約1580億円)に達し、年間10%近くの成長を続けると予想している。
「世界中の救急治療室の医師は、診断と治療を行うまでに数分しか許されない患者をはっきりと診察することができないまま、新型コロナウィルスの診断や合併症、心不全、内出血など、極めて緊急な医療上の問題を解決しなければならないことが多いのです」とExoの最高経営責任者であるSandeep Akkaraju(サンディープ・アカラジュ)氏は語る。
声明によれば、同社の技術を支えるための新たな4000万ド
コメント