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パナソニック、テスラ向け電池増産、EV販売上向き、米工場に100億円超。2020/08/20 パナソニックは2021年に、米テスラの電気自動車(EV)向け電池の生産能力を増強する。百数十億円を投じ、米国の電池工場に追加の組み立てラインをつくる。テスラの主力車「モデル3」の拡販や、新型車の生産増に対応する。電池増産は2社の戦略の相違もあり19年春に凍結となったが、車の販売が上向いたことで再開に踏み切る。(関連記事13面に) テスラと共同運営する米ネバダ州の電池工場「ギガファクトリー1」の能力を高める。現在13あるラインに、生産効率の高い新ラインを1つ加える。生産能力は1割増の年約39ギガ(ギガは10億)ワット時になるもよう。17年の電池生産開始から初の増産投資となる。9月からは電池も、1本当たりの電気を蓄える量が5%多いものに刷新する。 テスラのEVは新型コロナウイルス下でもモデル3の販売が堅調で、新型多目的スポーツ車(SUV)「モデルY」の量産も近く本格化する。19年11月に発表したピックアップトラック「サイバートラック」の予約も増えている。生産規模の拡大を受け、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は7月22日の決算発表で「安価な電池の生産が成長には不可欠だ」と述べていた。 ギガファクトリーを巡っては、パナソニックはテスラと18年に生産能力を5割増やす大型投資を検討
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