近年、ゲーム開発の現場ではクリエイターの技術役割が細分化されています。プログラマーやイラストレーター、3Dデザイナーなどの職種以外にも3Dモデルの顔パーツ部分を担当するフェイシャルアニメーターや3Dデザイナーとプログラマーをつなぐテクニカルアーティストなど、作業の専門化に伴う分業が進んでいます。
今回はその中でも希少な職種である、3Dエフェクトデザイナーについて、その役割とゲームクリエイター市場での立ち位置などを紹介していきます。
【1】エフェクトとは
【2】ゲームエフェクトとは
【3】エフェクトの役割
【4】ゲームエフェクト制作の基本
【5】ゲームエフェクト制作の基本 –エミッターについて-
【6】ゲームエフェクト制作の基本 –パーティクルについて-
【7】ゲームエフェクト制作の基本 –まとめ-
【8】ゲームエフェクトにおける制作ツール
【9】ゲーム業界でのエフェクトの市場規模
【10】ゲームクリエイター市場でのエフェクトデザイナー
【11】エフェクトデザイナーのキャリア
【12】魅力・他との違い
【13】終わりに
【1】エフェクトとは
そもそもエフェクトとは何か。エフェクトとは簡単に言うとゲーム内の出来事の演出表現です。
具体的には、刀を振った時の斬撃、撃った弾丸が当たった際に飛び出る衝撃、ビームなどのそもそも実体の攻撃系や、炎や煙、水など自然系のものまで、ありとあら
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