企業と企業が垣根なく手を組み、リソースを補完し合えば、新たなイノベーションが生まれる──。そんな期待で2010年代に盛り上がってきたオープンイノベーションだが、多くの企業が有効活用できないまま、コロナショックの広がりで活動自体の見直しに直面している。このような状況下において、新たな日常をつくることが求められるポストコロナは、新たなビジネスを生み出す大きなチャンスとも言える。提携ありき、出資ありきといった、目的を見失った形ばかりのオープンイノベーションから、顧客課題解決にフォーカスしたアウトプット重視の事業化アプローチ「ビジネスプロデュース」へ。企業の進むべき道を新規事業によって示す時代がようやくやってきた。
Source: ハーバード
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