伊藤忠商事は8月12日、中古のスマートフォン市場への参入を発表した。100%出資の子会社であるBelongを通じて、オンライン流通事業を展開する。
同社が中古市場に注目したのは、総務省が推進する携帯端末代金と通信料金を分ける分離プラン。中古のスマートフォン市場は拡大傾向にあるが、同社ではさらに拡大するとみて参入を決めたようだ。
MM総研のレポートによると、現在のところ主端末としての中古スマートフォン利用率は2.4%だが、2019年度は過去最高の販売台数163万台となり、3年振りのプラス成長になっている。2025年度にはさらに265万台に拡大すると予想している。
アップルやサムスン、ファーウェイが10万円超えの高級端末をフラグシップとしてリリースする一方で、多くのユーザーが飛びつくのは低価格端末であるというの事実。BCNランキングを見ても、トップを走るのはiPhone 11シリーズではなくiPhone SE(第2世代)、Xperia 1ではなくXperia 10だ。iPhone SE(第2世代)登場前も、売れ筋はiPhone 11シリーズではなくiPhone SE(第2世代)の前モデルにあたるiPhone 8シリーズが根強い人気を誇っていた。当たり前だが、価格は重要な要素であることが改めてわかる。
すでにスマートフォン市場は飽和状態で、どの端末を使ってもたいていのことはできてしまう。
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伊藤忠が中古スマホのオンライン販売に参入、なぜ?
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