余剰食材クラフトビールに学ぶ、フードロス削減。
食生活ラボの未来食プロジェクト、「食ラボ研究員が行ってみた!未来の兆し体験レポート」連載の第3回のテーマは「フードロス削減」です。二つの取り組みを通して、フードロスをなくすためのポイントや考え方を、食生活ラボUpcycleチームがご紹介していきます。
さて突然ですが、皆さんはビールの起源って知っていますか?(知っているあなたは、かなりのビール通と見ました!)
ビールとパンは相性◎
ビールは、新石器時代に麦からつくられたパンが、雨などで水びたしになり、偶然発酵して生まれたといわれています。なので、ビールは「液体のパン」と呼ばれることもあり、この二つ、実はとっても相性が良いのです。そんなビールが、数千年の時を経た現代において、再びパンと巡り合うことになりました。しかも泣く泣く捨てられてしまうパンと。
余剰パンを原料にしたクラフトビール
今、世界中で大流行しているクラフトビール。その理由のひとつが、レシピの自由さにあります。麦芽とホップ以外にも、胡椒や桃など、意外な食材を使って独自のテイストをつくり上げるブルワリーが人気を博しています。
そんなクラフトビールの原料に、捨てられてしまうパンを使ったのが、ベルギーの小さな醸造所・ブラッセルズビアプロジェクト。さらに、サンドイッチに使うパンの余剰部分を使ったイギリスのToast
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