DMの開封判断材料は「企業名」が7割。2位は「商品など内容」3位は「プレゼント・得点。開封の判断時間「5秒以内」が7割
トッパン・フォームズは7月、生活者の意識とダイレクトメール(DM)を取り巻く実態や時系列変化から見えるトレンドの定点的な把握を目的とした調査の結果を発表した。
年齢や性別、購入履歴などに基づいて最適化されたDM(パーソナライズDM)は年々、生活者に受容される傾向に。生活者がDMを開封・閲覧するかどうかの判断は「5秒以内」に行われること、情報の特性ごとに閲覧したい媒体は異なることがわかった。
年齢や性別、商品やサービスの購入履歴などに基づいて、お薦め情報が載っているDMが送られてきたときにどのように思うか聞いたところ、「好ましいと思わない」と回答したのは、前回調査(2018年)から11.6ポイント減の19.3%。パーソナライズDMは受容される傾向となっていると言える。
パーソナライズDMの受容率の上昇は、ECの購入履歴や検索履歴に基づいた内容が表示されること、リターゲティング広告の広がりなどにより、生活の中で「お薦め情報」に触れる機会が多くなっていることが要因と推察している。
パーソナライズDMについて
DMを開封するかの判断時間は、1秒以内が12.7%、2~3秒が33.5%、5秒程度が24.4%。生活者の7割強がDMの開封判断を「5秒以内」に行っていることが判明した。
DMの開封判断にかかる時間について
DMを開封するかどうかの判断は「差出企業名」が7割
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