農林水産省は5日、2019年度の食料自給率(カロリーベース)が38%だったと発表した。小麦の収穫増が寄与し、過去最低だった前年度と比べ、わずか1ポイントだが改善した。前年度を上回ったのは08年度以来11年ぶり。ただ、コメ消費の減少や農家の高齢化に歯止めがかからず、30年度に45%とする政府目標の達成は見通せない。 天候に恵まれ、小麦の生産量は前年度比35%増の103万トンと大幅に伸びた。野菜や大豆
Source: グノシー経済
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19年度の食料自給率38% 11年ぶり改善も低水準―コメ消費減止まらず
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