いまだ終息の見通しもたたない新型コロナ禍は、世界規模で多くの人を不安や苦境に陥れ、経済を破綻させつつある。しかし、人類はこれまで、感染症のパンデミックを何度も経験している。そのたびに先人たちは大きな犠牲を払いながら乗り越えてきた。歴史は常に繰り返している。過去をひもとけば対応策も見つかるのではないだろうか。今回は、わかりやすい解説で定評のある歴史研究家・河合敦氏の新刊『繰り返す日本史』(青春出版社)から、現在の「コロナ禍」と似た状況だった明治時代の「恐露病」について紐解いてみよう。
Source: ダイアモンドIT
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