仕事柄M&Aや買収統合の話をする機会がしばしばあり、特に海外で買収をした企業にPMIで経営に参画している人たちの間には何らかの暗黙の了解がある。あくまで経験上ではあるが企業の規模の大小、業種の違いとも関係なく共通の課題点がある。それは企業の買収交渉から出資までのプロセスと統合プロセス(PMI)が分断されていることだ。 それぞれのプロセスで求められるロールが違うため役者を変えるという理由はわかるが、しばしば買収した目的自体が変わっていることがある。これはM&Aに戦略が欠落していたことが原因である。これは日本企業に特有の問題ではなく海外企業でも起きている。特に日本の顕著なのはこんなチャンスは2度とないかもしれないと言われるような持ち込み案件についつい手を出してしまうケースが多いと思う。あとは数字合わせで買収してしまって何年かして何で買収したのか?と自らも理由を忘れているようなケースだろうか。 続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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