個人事業主が8月に納める税金をまとめました。この時期、多くの事業主が納めることになるのは、住民税(第二期分)です。また、個人事業税の通知が届く事業主は、8月中にその第一期分を納めます。
8月に納める税金には何がある?
個人事業主が8月に納める主な税金は次の通りです。2020年の納付期限日は、いずれの税金も8月31日(金)です。
個人事業主が8月に納める主な税金
対象となる事業主
納付期限日
住民税 (第二期分)
ほとんどの人が対象
8月末日
個人事業 (第一期分)
事業所得290万円超の人などが対象
消費税 (中間申告分)
消費税の課税事業者のうち、一部が対象
住民税や個人事業税は、毎年納付の時期になると、対象者には納税通知書や納付書が送られてきます。届いた納付書には税額が書いてあるので、これにしたがって納付します。
消費税の中間申告も、納付時期になると対象者に中間申告書と納付書が送られてきます。原則として、申告書の提出と税金の納付がどちらも必要とされています。ただ実務的には、納付書に書いてある金額を納付するだけでも問題ありません(詳細は後述)。
社会保険料(国民年金・国民健康保険)について
個人事業主は「国民年金保険料」や「国民健康保険料」といった社会保険料も自分で納付します。国民年金は毎月納付を行います。国保は年間で8~10回払いのケースが多く、地
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