新登場のガジェット「OpenCV AI Kit(OAK)」は、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)や他の超小型コンピュータソリューションの成功に倣ってはいるが、成長著しいコンピュータビジョンや3D知覚の分野に特化しているという点で他とは異なっている。新しいマルチカメラ対応プリント基板により、小型でオープンソースのユニットの中に多数の機能を詰め込むことに成功したOAKが現在、Kickstarter(キックスターター)で出資者を募集中だ。
OAKでは、カメラとオンボードのAIチップを使って、物体認識、人数カウント、フレーム内にある複数の物体間の距離測定など、さまざまなコンピュータビジョンタスクを処理できる。そして、処理された情報は分かりやすく、すぐに使える形式で出力される。
OAKのように信頼性が高く、低コスト、低消費電力のコンピュータビジョンユニットは、もしOAKがなければ複数の個別カメラとチップが必要(付随するソフトウェアの設定も必要となることは言うまでもない)とされるスマート機器やロボットの開発者にとって、非常に心強い味方である。
Image Credits: Luxonis
ハードウェアにも少し手を出すホビープログラマーが必ず使うというラズベリーパイのように、この手のデバイスを構成するほぼすべての要素は二次利用に関する制約がないMITのフリーライセンスに基づくオープンソー
コメント