(H35) テスラの成功が示した「営業マンはもういらない」の残酷な現実-1 (2019.12.17) by 三戸政和 より抜粋加筆しました。
⑴ 2019年2月、イーロン・マスクがまた世間を驚かせたテスラの電気自動車(EV)の販売を、すべてオンラインに移行すると発表しました。イーロン・マスクの野望が現実化した代表的なものが以下です。①宇宙産業のスペースX②電気自動車のテスラスペースXは、いまや米国宇宙産業の柱に成長しました。株はまだ未公開だが、時価総額は2.7兆円と言われています。2019年の夏には、人類史上最大となる予定のロケット「スターシップ」が披露されました。この“船”に乗って人類は火星を目指す。2019年秋には、スペースXのロケットに乗せて、超小型衛星60機を宇宙空間にばらまきました。その数は最終的に1万2千機まで増える予定で、これが揃えば、世界中どこからでもネットの高速通信ができるようになるといいます。そして、電気自動車のテスラ。2003年の設立から一貫してEVの開発を続け、2016年、モデル3という普及帯向けのモデルの発売までこぎ着けました。モデル3は、もっとも低価格なモデルで500万円程度。1回の充電によって、409キロ走るといいます。⑵ テスラは設立から16年あまりでここまで来た最初の車の販売が2008年。それから10年後の2018年、テスラは全世界で24万5240台の車を売りました。この年、米国では、新車の乗用車が1727万台販売され、前年比0.3%の増加でした。販売数は以下です。1位:GMが295万台
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