アラブ首長国連邦(UAE)は三菱重工業のH-IIAロケットの打ち上げにより、初の火星探査ミッションの初期段階をクリアした。日本の種子島宇宙センターから7月20日に打ち上げられたロケットは、2021年2月までに火星に到達し軌道上で1年(地球では687日分)を過ごし大気圏のデータを収集するUAEの周回衛星「Al Amal(希望)」を搭載していた。
これは、7月中に予定されている3回の火星探査ミッションのうちの最初の打ち上げであり、中国からの火星探査衛星と着陸機の打ち上げが今週に、そしてNASAの探査車であるMars Perseveranceのミッションが7月30日に予定されている。
UAEのAl Amalは、火星大気の測定という科学ミッションを担う。これは火星が表面に液体の水を持つ温かい世界から、現在のように信じられないほど寒く、岩だらけで乾燥した惑星になった経緯を科学者がよりよく理解するためのものだ。打ち上げが成功した後、UAEは火星探査機と地上局との通信が成功し、数カ月間におよぶ飛行のスタートが良好であることを報告した。
これはUAEにとって初めての深宇宙探査への参入であり、2014年に宇宙機関を設立したばかりの国としては驚くべき成果だ。UAEはこれまでに2回人工衛星を打ち上げているが、今回が初の軌道外のミッションであり、探査機はコロラド大学ボルダー校の大気・宇宙物理学研究所を含む
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UAEが三菱重工業のH-IIAロケットで初の火星探査機打ち上げに成功
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