Alibaba(アリババ)が支援する自動運転車両開発のAutoX(オートエックス)が、サンノゼの限定エリアの公道で無人自動運転のテストを行う許可をカリフォルニア州から取得(カリフォルニア州リリース)した。
この許可により、AutoXは自社の自動車両をセーフティドライバーなしでテストできる。ドライバーなしのテストが認められた企業はAutoXが3社目だ。すでにWaymo(ウェイモ)とNuro(ニューロ)が許可を取得している。自動運転車両テストを管理するカリフォルニア州車両管理局によると、AutoXの許可は車両1台に限定され、同社本部近くのサンノゼの決められたエリアでのみテストできる。テスト車両は晴天と小雨の中で走行でき、スピードは時速45マイル(約72km)以下とのことだ。
完全自動運転を開発しているAutoXは2017年からセーフティードライバー付きの自動運転車両をテストする許可を得ている。現在、62社が同州内でセーフティードライバーを乗せて自動運転車両をテストできる許可を持っている。
ドライバーなしのテストの許可を得るには、保険証明、500万ドル(約5億円)相当の債権、ドライバーなしのオペレーションが可能であることの証明、連邦政府自動車安全基準をクリアしていること、あるいは国家幹線道路交通安全局からの免除を提示する必要がある。
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