8月全握レポ
経済の発展が進む今の日本社会で「格差社会」や「子どもの貧困」という言葉をよく耳にするようになった。産業や経済が発展していく中で、安い賃金で働くことを強いられ、十分な収入が得られないまま生活をしている非正規雇用者が増え続けているために格差が大きくなり、深刻な格差社会が生まれているのだ。また、大人だけではなく子どもの貧困も深刻で、満足に食事をすることが出来ない、学びたくても進学するお金がないというような子どもたちも決して少なくないのが現状である。こうした貧困の問題に対して国家や地方自治体はどのように関わって行けばよいのだろうか。 貧困に陥りやすい家庭の特徴として、ひとり親家庭が挙げられるため国家はまずひとり親家庭への支援をより一層充実させる必要があると考えられる。児童扶養手当の増額や養育費の確保支援、教育費の負担軽減などの取り組みを充実させ、子どもたちが貧困を気にせずに自分の学びたいことを追求し進学することが出来る社会を作る必要がある。このような取り組みは貧困による教育格差をなくすことにもつながる。貧困家庭で育った子どもは学習環境が十分に整っていないことから能力が低くなる傾向がある。そのため進学も難しくなり非正規雇用者になる可能性が高くなるという負のサイクルが出来てしまうのである。これは社会的損失につながってしまうため、このような負のサイクル断ち切る必要があるだろう。 また、私は国
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