順調な時期でも公証人を見つけるのが難しいことがある。パンデミックの中ではなおさらだ。DocuSign(ドキュサイン)は米国7月7日、 Liveoak Technologies(ライブオークテクノロジーズ)を約3800万ドル(約41億円)で買収した。DocuSignはオンライン公証サービスを品揃えに加える。
同時に、DocuSignは新製品「DocuSign Notary」を発表した。eSignatureと一緒にオンラインで実行すれば、必要な時に容易に公証してもらえる。パンデミックへの理解が深まるにつれ、ワークフローを完全にデジタル化するDocuSignのような企業への需要がかつてなく高まっている。新製品は夏にも早期アクセスを提供する。
両社はすでに提携契約を結んでおり、買収は理にかなっている。Liveoakは、ビデオ会議、コラボレーション機能、本人確認機能を統合し、公証人の前にいるときと同じように公証を受けることを可能にする。
文書に署名を求められることはよくある。電子署名がない環境では、文書を印刷した上で署名し、スキャンして返送する必要がある。公証が必要なら、公証人の目の前で署名しなければならない。つまり、実際に公証人に会いに行く必要がある。DocuSignが今回の買収を機に提供するオンラインワークフローは一連の手続きを合理化する。
パンデミックの時期に行う買収としては完璧な例だ
電子署名のDocuSignがオンライン公証のLiveoak Technologiesを41億円で買収
![](https://techcrunchjp.files.wordpress.com/2020/07/docusign.jpg?w=1024)
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