数カ月前Google(グーグル)は、7月4日独立記念日の休暇後に米国オフィスの一部を再開する計画を発表した。よく練られた計画だが、それだけだった。米国の新型コロナウイルとの戦いの中、物事がうまくいかないのは明らかであり、グーグルは安全側に舵を取り直した。
Bloomberg(ブルームバーグ)が最初に報じたように、グーグルは事業の再開を9月7日以降に延期した。米国ではレイバーデー休日の後だ。Facebookなどのテック巨人と同じく、同社は社員に対して、今年いっぱい在宅勤務を続ける選択肢が与えられていることを伝えた。
多くの人たちが今の状態のオフィスに戻ることを安心できない今、これは賢明な選択であり、通勤のための公共交通機関のこともある。ちなみにTwitterは5月に、社員が永久にリモートワークすることを認めると発表して話題を呼んだ。
米国時間6月30日、米国では4万7000人の新型コロナウイルス感染者が報告され、パンデミックが始まって以来最大の1日あたりの感染者数を記録した。
アリゾナ州、フロリダ州、テキサス州は感染の中心地となり、他の多くの州でもここ数週間感染者の増加を見ている。ウイルス蔓延への懸念がふたたび高まる中、多くの地域で事業再開が中止あるいは延期された。他の大手テック企業も再開計画を遅らせる可能性が高い。ほとんど場合、オフィスに戻るという選択肢にはリスクを冒す価値がない。
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