「防災」関連銘柄について、アナリストの村瀬智一さんが解説。気象庁の情報によると、平年であれば関東甲信における梅雨明けは7月21日頃で、2019年は少し遅い7月24日でした。地域にもよりますが、今年も7月中旬までは大雨による土砂災害への警戒が必要となるでしょう。「防災」関連銘柄は、豪雨被害などが発生するたびに物色されやすい投資テーマです。例えば、2018年の西日本豪雨のときは、関西地盤の建設株が値上がりしたほか、河川氾濫解析など防災コンサルタントへの需要増から応用技術(4356)が、災害工事の需要増から日本興業(5279)が買われました。また、衛生陶器メーカーのアサヒ衛陶(5341)も復興需要期待で人気化しました。さらに、2019年10月に千葉県を中心に被害をもたらした豪雨災害では、ふた浮上防止マンホールなどを手掛けるイトーヨーギョー(5287)の株価が大きく上昇しました。
Source: ダイアモンドIT
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