本著では、大企業で(与えられた)課題を解決することで昇進していくようなビジネスマンを「オールドタイプ」、一方で解く価値のある問題を自分で定義ししなやかに働く人を「ニュータイプ」と位置付け、彼らの思考法や行動様式を対比している。この中で述べられている、現代の社会ではモノで解決できるような問題はもはや枯渇しており、むしろ問題そのものを定義する力の方が必要だとする主張には概ね同意である。私は広告の仕事をしているが、自分が関わっている仕事の中で、本当に売るべきモノがどれだけあるかと言われれば疑問だ。確かに「より体に良い飲料、食品」「より便利な家電」などは市場が欲しているかもしれないが、「そもそも飲料で解決しなければいけない課題か?」「家電側で解決すべきなのか?」と問われれば疑問だ。「そもそも商品で解決すべきなのか?」を問いだすと、今発売されるような商品のほとんどは必要ないものだろう。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
スポンサーリンク
山口周「ニュータイプの時代」を読む
最近の投稿
- 知的資産経営の一般的な説明への疑問
- 海外進出コラム 241126|海外展開の第一歩を自信に変える方法とAI活用の実践術
- Elon Musk wants to block the transfer of InfoWars’ X accounts to The Onion
- 起業家やスタートアップの営業がいまからX(Twitter)で影響力を持つことの重要性
- キリンHD、マーケ領域に独自生成AIを導入 年間2.9万時間の創出を試算、営業・R&D導入も視野に
- 探し求めた居場所は「Bluesky」にあった–拡散より人重視のSNSよ永遠なれ
- 忙しい職場ほど「考えない人」が増える驚きの理由 本人と組織の「ラクしたい」が生んだ悲惨な結果 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン
- 貧困層でも融資を受けられるようにする新たな手法 – オンライン
- データ損失防止(DLP)の必要性: 企業にとっての重要なセキュリティ戦略
- SpaceX gets FCC green light for Starlink direct-to-phone deal with T-Mobile
コメント