ヘッドフォンメーカーのBose(ボーズ)は、ARプラットフォームから撤退する。来月プラットフォームに関わるサードパーティーの開発者へのサポートを終了する予定だ。
最初にこのニュースを報じたニュースサイト「Protocol」(プロトコル)に掲載された声明で、ボーズの広報担当者はプログラムが計画どおりに機能しなかったことを認めた。さらに、同社はもうサードパーティーの開発者アプリに関与しておらず、サポートも7月中旬に終了すると述べた。
Bose ARは、当社が思い描いていたものにはなりませんでした。当社のテクノロジーを計画どおり商用化できなかったのはこれが初めてではありませんが、Bose ARのコンポーネントはBose製品の所有者の皆さまを別の方法で支援するために使用されます。当社はそれが適切だと考えています。当社の研究は所有者の皆さまのために行っており、当社自身のために行っているわけではないからです。
コメントを求めて現在ボーズに問い合わせ中だ。
同社は2018年、米国オースチンで毎年開催されるテクノロジーイベントであるSXSW(South by Southwest)でARプログラムを立ち上げた。同時に、骨伝導ヘッドフォンをフレームに組み込み、マイクも埋め込んだプロトタイプのサングラスもデビューさせた。
同社が想定していたのは、ユーザーの行動や場所に基づき絶えず音声で通知しフィードバッ
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