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若者の意識から見える今後の日本人の新しい特性?「しなやかな集団主義」とは

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これからの令和の時代はどのような時代になっていくのか?そのヒントを未来予測支援ラボの「令和 若者が望む未来調査2019」から探る本連載。第1回は「社会の期待と若者の思いのすれ違い」について解説し、若者が、きたる未来に「便利な社会」よりも「心による社会のけん引」を期待している様子を紹介しました。

今回は、「若者が自分と社会との関係をどう捉えているか?」に焦点を当て、「新しい集団主義の形」を浮き彫りにします。

若者は周囲との関係性を重視?

まず以下の表をご覧ください。若者から得られた「10年後になっていたい自分のイメージ」(自由回答)をクラスター分析で分類したものです。

【図表1】


「令和 若者が望む未来調査 2019」6月調査


「周囲との関係性」に分類される回答は、全体の約46%を占めています。具体的には「人・社会に貢献し周囲に必要とされる」「家庭と仕事を両立できている」「自立し、他人を思いやる」「みんなと笑顔で暮らせている」「幸せな家庭を築く」などの内容です。

「周囲の人・家庭・社会」に対して「貢献しているか・必要とされているか」、すなわち社会的な役割を適切に果たすこと、「他者を思いやれているか・他者と良い関係性を築けているか」など他者と情緒的なつながりがあることの重要性が示唆されています。

私たちは、「若者の『未

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