インターン生はアイデアをどう実現したのか?~「“大人”なバナナプロジェクト」実現までのステップ
アイデア発想型から実現型のインターンシップへ、内容を大きく刷新した「電通ワカモンインターンシップ2019」。前回は、そのプログラム開発背景をお伝えしました。今回は、学生が実際に取り組んだプロジェクトを紹介します。
インターンシップの終わりが、プロジェクトの始まり
インターンシップに参加した19人の学生は、自分の「ほうっておけないこと」を解決するアイデアを考え、そのアイデアを実現するためのプロジェクトを設計。そして、クラウドファンディングCAMPFIRE協力の下、インターンシップ最終日にクラウドファンディングプロジェクトを公開しました。インターンシップはあくまでも準備期間。彼らにとってクラウドファンディングの公開が、本当にプロジェクトが始まった瞬間でした。
クラウドファンディングの結果、このインターンシップで学生が立ち上げた14のプロジェクトが資金調達に成功。ここでは、その中から「“大人”なバナナプロジェクト」を紹介します。
インターンシップでは、自分の「ほうっておけないこと」として「フードロス問題」を挙げた学生がいました。学生はフードロス問題のひとつとして、「熟して茶色くなってしまったバナナは、まだ食べられるにもかかわらず、その見た目のせいで破棄されてしまっている」という事実に着目。チームを組んで、この問題を解決するための
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