世界で最もプラスチック容器に対する規制強化が進んでいるのは欧州で、EU理事会は2019年5月に「使い捨てプラスチック容器の流通を2021年までに禁止する法案」を採択している。これにより、EU加盟国の小売店や飲食店は、使い捨て用途のプラスチック、発泡スチロール容器の大半が使えなくなる。
こうした規制を受けて、使い捨て容器を一切使わないスーパーマーケットの業態転換が進められている。英国のスーパーマーケットチェーン、ウェイトローズ社では、「Waitrose Unpacked」という完全なプラスチックフリーを目指した新業態の店舗を2019年6月から実験的に期間限定でオープンさせた。同社は、消費者の反応を見ながら、既存の店舗を、今後のプラスチックフリー社会に適応した、新店舗へ改装していくスケジュールを見定めていく方針だ。
Source: 起業3
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プラスチックフリー店舗の業態開発とビジネスモデル
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