5Gテクノロジーと新型コロナウイルスを巡る陰謀論がパンデミック初期から流れ始め、今も強まっているようだ。
実際あまりのひどさに、Twitter(ツイッター)は新型コロナウイルス(COVID-19)と5Gに関する一部のツイートにラベルを付け、ウイルスに関して「事実を確認する」ようユーザーに促している。Business Insider(ビジネス・インサイダー)によると、ラベルをクリックすると、主張の誤りを暴く情報源を集めたページに案内され、BBCや(ファクトチェックの)Snopesなどへのリンクが表示される。2020年4月に陰謀論により5G電波塔への放火まで行われてしまった。
Twitterの事実確認ラベルはかなり広い範囲に適用されているようで、ラベルそのものに関するジョークや紹介のツイートにも付けられることがある。
事実確認ラベルの適用対象を5G陰謀論にまで広げたのは、Twitterの高まるプラットフォーム管理の取り組みの一環だ。ラベルはコンテンツの非表示化や完全削除を行う代わりに、ユーザーが自ら結論を下すための追加情報を提供する。穏やかな言い回しであってもラベルによる警告は、少なくとも同プラットフォームの特にだまされやすい(信じやすい)ユーザーが、信用に値しないコンテンツを区別するのには役立つはずだ。
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