「メンバーの自主性を高めるためにはどう関わったらよいのか」と悩むリーダーの方は多いと聞きます。特に入社したばかりの新人メンバーについては、はじめの頃に「自主性」が発揮できるように育成できるかどうかで、その後の成長度合いに違いが出てきます。
ここでは、メンバーの「自主性」をどう育てていくのがよいのか、ご紹介していきましょう。
「自主性」とは、自ら率先して行動すること
自主性とは、「ある事柄に対して、誰かに指示される前に自ら率先して行動すること」です。
たとえば、入社したばかりの新人メンバーは、最初は何をどうしたらよいかわからないため、リーダーであるあなたに「何をどうしたらよいか」の指示を仰ぎ、その指示に従って仕事を進めることになります。
あなたも、メンバーに仕事の進め方を、はじめは一から十まで、事細かく指示するでしょう。ただ、いつまでもその状態が続くと、メンバーはあなたの「指示を待って行動する」ことが習慣になってしまい、自ら率先して行動することができなくなってしまいます。
そのため、「上司の指示で動くのではなく、自ら率先して行動」できるよう、メンバーの自主性を育てていくことが大切になります。
「自主性に任せる」だけではうまくいかない
リーダーの中には、「メンバーの自主性を育てたいので、仕事のやり方には口出ししない」という方の声がいらっしゃいますが、場合によっては、ただ放置しているの
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