コロナ禍で評価を高めるPRとは?~海外事例から見る五つの特徴~
危機が生じた際にどう対応したか、によってレピュテーションを向上させることも、損なうこともあります。
多くの人々が命の危険と経済的困窮にあえぐコロナ禍では、
「人々にとって必要で実効力のある政策をどれだけ迅速に実行できたか」
によって国家指導者の支持率が上下しました。
経済界においても、特に業界のリーディングカンパニーとして名高い企業は、従業員やサプライチェーン、業界、消費者などのステークホルダーに正面から対峙し、パンデミックにどう対応するかについて意志を示し、行動する必要が生じました。
「多くの生活者や産業が生き抜くための対応・コミュニケーションを取り、それが他社より抜きん出ている企業」
はステークホルダーとの関係を強固にすることに成功しています。
筆者は普段、ステークホルダー調査や報道・SNS分析などを通じて国内外企業の広報評価や広報企画の策定を支援する業務に携わっており、今回は新型コロナウィルス(Covid-19)をめぐる海外企業のコミュニケーション事例を分析しました。
成功事例から五つのポイントを導き出しましたので、ご紹介します。
新型コロナウイルスをめぐる重要課題への強力な取り組み
社会や業界への行動変容の提案
事業環境好転のアイデアと実践
従業員やサプライチェーンへの配慮
国民や消費者
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