Facebook(フェイスブック)の写真移行ツールが全世界のユーザーに公開された。ヨーロッパで最初に提供されてから半年後のことだ。6月4日に同社が発表した。
このデータポータビリティー機能は、FacebookユーザーがGoogleのフォトサービスに暗号化転送を使って自分の写真をコピーできるもので、手動でダウンロードしてアップロードする必要がない。つまり、ライバルサービスに乗り換えるハードルが下がることになる。
Facebookユーザーは、設定のあなたのFacebook情報メニューの「写真またはビデオのコピーを転送」でこの機能を利用できる。
これは、Facebookが以前から提供してきた、さまざまなユーザー情報(写真を含む)をダウンロードする機能と同じメニューだ。しかし、かつての巨大データはほとんど使い道がなかった。一方、新しい写真の直接転送はアカウント乗り換えに伴う障壁を減らしてくれる。
Facebookはこの機能を昨年末にアイルランドで初公開した後に今年3月に対応地域を増やし、4月には米国とカナダでも公開した(訳注:日本でも利用可能になった)。
そしていま、全Facebookユーザーが使えるようになった。しかし移行先はまだGoogleフォトだけだ。つまり、どこのスタートアップサービスにも役に立つようなデータポータビリティーではない。今のところ。
Facebookは他のサービスへの
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