データを「のりしろ」に、 新しい価値を生む協業関係を
あらゆる業界が大きく変化している時代。何が起こるか、先が見えない時代。
広告業界でも、新しい職種がいろいろ生まれています。
今回はその中から、電通のグループ内でも注目の職種「ビジネスプロデューサー」をご紹介。
顧客企業のビジネスをいかに豊かなものにしていくか。それぞれのやり方で、あの手この手で取り組んでいます。
どんな仕事をしているのか、この先どんな世界を目指していくのか、聞いてみました。
連載第6回は、魚住高志さんを紹介します。
協業関係の支援で新しいソリューションを生み出す
デジタルを使って企業や事業、組織を変革する「デジタルトランスフォーメーション」を支援しています。その中で自分に得意なものがあるとすれば、企業同士の協業関係をつくり、新しいソリューションをつくること。各社の得意なところをうまく組み合わせて、あるいは不得意なところをうまく補って新しいソリューションを生み出すことが多くなっています。
例えば5年ほど前、大手ITベンダーと電通の協業案件を担当しました。ビッグデータの活用が重要になる中で、データをどう使いこなすかというHowの部分は協業企業が担い、そのデータから社会や生活者に何の価値を提供するか、Whatの部分は私たちが行いました。
協業関係を結ぶ際、私のユニークネスは「データを&ldq
コメント