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アシックスの1QのEC売上は約6割増で74億円、コロナ禍でデジタル投資を積極化


アシックスの2020年1~3月期(2020年12月期連結決算 第1四半期)におけるEC売上高は、前年同期比57.0%増の74億円だった。
新型コロナウイルスの感染拡大による直営店や卸先の臨時休業などを受け、デジタルメディアへの投資を強化したことでeコマースの売り上げが拡大した。
グローバルのほぼすべての地域でEC事業は好調に推移したという。地域別の成長率は日本が前年同期比60.4%増、北米が同63.7%増、欧州が同49.0%増、中華圏が同44.8%増だった。今後はマーケティング投資をECに集中させ、成長を加速させるとしている。
アシックスの2020年1~3月期について(決算説明会資料から編集部がキャプチャ)
アシックスは無料のメンバーシッププログラム「OneASICS」や、ランニング記録アプリ「Runkeeper」などを軸にランニングエコシステムを構築。スポーツイベントの集客や商品の販売につなげている。「OneASICS」に登録するとアシックスオンラインストアの送料が無料になる。
第1四半期の連結業績は減収減益
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う直営店の臨時休業やマラソンイベントの中止、個人消費の落ち込みなどの影響で2020年1~3月期の連結業績は減収減益だった。
連結売上高は前年同期比13.5%減の853億4100万円、営業損失は8億8200万円(前年同期は61億8700万円

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