起業家、経営者にとって大事なのは、世の中を見抜く力です。1つの事象をどう捉えるかで、ものの見え方も、そこから得られる情報も大きく変わります。そうした「着眼点」、実はトレーニングによって鍛えることができるのです。累計20万部を超えるベストセラーとなった『戦略思考トレーニング』シリーズでおなじみの経営コンサルタント・鈴木貴博氏に解説してもらいましょう。
前回の記事はコチラ!
経営者に必要な「着眼点」の鍛え方 第76回・できることを考えておこう
いきなりですが、クイズです!
以前この連載でアメリカの小売業「ウォルマート」が伸びている話をしましたが、最近は、そのウォルマートが導入して人気となっているサービスがアメリカで話題となっています。新型コロナウイルスの影響で注目されているそのサービスとは、アルファベット5文字で何と呼ばれているでしょうか。
クイズの答えの中に、着眼点を鍛えるポイントがある
世界最大の小売業といわれるウォルマート。その株価が、コロナ直後の消費者による「商品買い占め」騒動による影響で上がったという話は以前紹介しました。
そのウォルマートが始めた「新しいサービス」についても、コロナショックで売り上げが伸びると注目が集まっているようです。
正確にいうと、ウォルマートは新型コロナウイルスとは関係なく以前からそのサービスを導入していました。騒動を機にサービスに注目が集ま
コメント