事業の倒産を救えるのは政府だけではない

【記事】：中小企業にも資本注入　数百社に５００億円規模【URL】：https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59288110Z10C20A5MM8000/【要約】　政府は第二次補正予算案において５００億円規模を数百社に出資する見通しである。コロナの影響により中小企業（特に製造業やサービス業）という地域経済活性化に必要であるが、財力供給が乏しい企業を支え、民間金融機関の出資を呼び込む効果を期待している。　これまで政府は、コロナの影響による店舗の休業や、工場の稼働縮小に対し給付金や政府系金融機関による無利子資金を提供し緊急融資で対象事業にアプローチしていた。しかし、給付金による一時的な運用資金を手に入れたとしても財務基盤が強固でないとコロナ第二波等を含めた少しの変化に打ち勝つことはできない。　政府の新たな金融資金提供により財務基盤が安定することで民間金融機関の融資が新たなサポート源として動くのも期待できる。政府は８月～９月をめどに「中小企業経営力強化支援ファンド」を設立する。出資先は、コロナの影響を多く受けた部品メーカー、飲食業、介護福祉等幅広く想定する。出資分は後に業績が向上した際に出資先による買取やM＆Aなどで回収を見込んでいる。当面は危機対応として保有を進める方針である。【記事に対する自分の主張】　コロナウイルス感染拡大は、国内国外において人の行動

リンク元