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ワールドのEC事業など含むデジタル事業の売上収益は250億1900万円【2020年3月期】


パレル事業などを手がけるワールドが5月7日に公表した2020年3月期連結決算(国際会計基準)によると、EC事業を含む「デジタル事業」の売上収益は前期比1.8%増の250億1900万円だった。
売上収益は前の期を上回ったものの、EC事業におけるポイント値引きや配送のコストが増加したほか、M&Aやシステム投資などが先行したことから、セグメント利益は4億4600万円の赤字となった。
「デジタル事業」ではファッション通販サイト「ワールドオンラインストア」や他社の公式ECサイトの運営受託、越境ECサイト「FASBEE」の運営などを手がけている。
また、子会社のファッション・コ・ラボを営業窓口とし、他社に基幹システムや顧客管理システムなども提供している。
このほか、ユーズドセレクトショップ「ラグタグ」を運営するティンパンアレイ社、オンラインカスタムシャツブランド「オリジナルスティッチ」を運営するオリジナル社、ブランドバッグに特化したサブスクリプション型のレンタルサービスを手がけるラクサス・テクノロジーズ社などの事業も含む。
セグメント利益は4.6億円の赤字
EC事業は販売競争の激化でポイント値引きが増加したほか、配送費も高騰したとしている。
また、情報システムへの投資やM&Aの費用などが利益を圧迫。「デジタル事業」のセグメント利益は2019年3月期の8億8500万円から、20

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