新型コロナウイルス(COVID-19)は経済に急ブレーキをかけた、しかし新しく生まれたある仕事は、進み続けているどころか、その速度をさらに増している。
テレオペレーション(より正確に言うなら、自律配送ロボットのテレオペレーション)は、まだ商用化プールの奥深くに潜り込めていないこの業界内のニッチな仕事である。しかし、人間が自律ロボットをリモートで監視および誘導するこの仕事が、過去数カ月間の非接触型配送へ需要の高まりとともに成長を遂げてきている。
そして図らずも新型コロナウイルスが労働力供給源を拡大したようだ。少なくともPostmates(ポストメイツ)にとっては。オンデマンド配送のスタートアップであるPostmatesは昨年、自動運転車テレオペレーション企業のPhantom Auto(ファントム・オート)と提携した。Postmatesは、Phantom Autoのソフトウェア開発キットを使用して、Serve(サーブ)という名で知られるクーラーボックス型の自律配送ロボットを、リモートで監視、誘導、または操作する。
このパートナーシップは、Phantom Autoにとっては自動運転ロボットタクシーアプリケーションを超えて、歩道、倉庫、貨物ヤードをターゲットとする物流ビジネスへ多様化しようとする取り組みの一環だ。どの分野も現在、自律運用やテレオペレーションが導入されつつある分野だ。
配送ロ
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