マーケティングに限らず、経営学全般において顧客満足は重要な考え方です。例えば企業のコア・コンピタンスを有効に活用するためにも欠かせない視点です。顧客満足を考える上で、例えばマーケティングでは、一般的にユーザー・モデル(ペルソナマーケティングという言い方をされます)やカスタマージャーニーマップなどを使用します。近年ではUX(ユーザー・エクスペリエンス)が重視されるようになりました。日本語では「ユーザー体験」や「ユーザー経験」と訳されています。(「体験」と「経験」については、経営学やロジカルシンキングのマガジンであらためて記します)。時々「経験価値」と混同されている用例も見られます。UXはデザインの世界で頻繁に目にするように感じます。特にweb業界で使用されていますが、これも殆どの場合が、UI(ユーザーインターフェイス)と混同されているように感じます。また「モノからコト」という話の中でも使用されることがありますが、これについても違和感を感じます。例えばサービスでもUXが重要視されていますが、元来サービスに「モノ」は存在しません。かなり手前みそになりますが、前回顧客満足について記した「顧客の笑顔で自分が笑顔になれる」という表現は、それなりに的を得ていると思っています。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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