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経済と豊かさについての雑記

豊かさとは余裕と寛容から生まれるものである、と私は考える。労働をした結果として、あるいはその対価や代償として、人は豊かさを手にいれるのだろうか。ダラダラと所感を述べたい。資本主義社会において、労働は競争を生み出し、競争は格差を生み出す。格差はその社会における勝者と敗者を明確化し、それらは資産によって定量化される。一般論として、経済的な優位があれば社会における選択肢は広がるので、そこから豊かさが生まれるということはあるだろう。しかし、人間の欲しがる心とは「これだけあれば終わり」というような基準があるわけではないので、例えば年収を1000万とか2000万とか、より稼いだとしても相対的貧困というのは存在する。一等地に豪邸を建てられるわけでも毎日フォアグラや河豚を食えるわけでもないからだ。あるいは鞄や靴を無駄に買えば節約を強いられるかもしれない。もちろん困難を抱える人の多くはお金によって状況を改善できるし、気持ちの持ち方で格差や貧困は無くなるとかそういう類の言説は詭弁だと思う。格差は格差だし、社会において生活する上で人はお金がなければ生きていけない。それにお金というのは増えて困ることはあんまりない。でも格差と豊かさの間に必ずしも因果関係があるわけじゃなくて、むしろそれを求めることによって、人と比べたりして、より貪る心を増幅させ、自分を見失い、余裕や寛容というのをすり減らす場合もある。続きを

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