読書レビュー／ピクサー流創造するちから

ピクサー流創造するちから――小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法(2014年3月出版／エド・キャットムル著)https://www.amazon.co.jp/dp/4478016380/ ［作者について］ピクサーの生みの親。ピクサー・アニメーション・スタジオの現CEO。［ピクサーとは］ 1986年に創業。「トイ・ストーリー」や「ファインディング・ニモ」を生み出したアニメーション制作会社。芸術(イラスト)と技術（グラフィック）を組み合わせたアニメーションを作り上げた第一人者でもある。現在は、ディズニーの完全子会社。［本書で学べること］・ピクサーの歴史・アニメーションづくりの工程・組織づくり・マネージメント・「働く」ことへの価値観◯ちょっとした雑学【実は苦労企業だったピクサー】「スターウォーズ」シリーズのジョージ・ルーカスの会社で、コンピュータ・アニメーション部門として立ち上げたのがピクサーの前身団体。実写を撮影したいルーカス側とアニメーションを作成したいピクサー側で方向性が分かれていたところ、当時アップルコンピュータを退社したばかりのスティーブ・ジョブズが買収。ピクサーは独立した。その後も、コンピューターグラフィック用のコンピュータを販売する会社であったが、業績は悪化。アニメーション部門を拡大させ、当時CGアニメーションの拡大を図っていたディズニーと契約を結ぶ。現

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