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テスラ取締役に日本の年金積立金管理運用独立行政法人の元最高投資責任者が就任、長年の空売り反対派

Tesla(テスラ)は同社取締役および監査委員として水野弘道氏を迎えた。同氏は財務および投資分野で長年の経験を持ち、世界最大規模約1.5兆ドルの資産を管理する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の理事兼最高投資責任者を務めた。水野氏は3月末に同職を離れた。
水野氏の加入によって、テスラの取締役会は、Oracle(オラクル)の創業者で会長、そしてCTOのLarry Ellison(ラリー・エリソン)氏やWalgreens(ウォルグリーンズ)の幹部、Kathleen Wilson-Thompson(キャスリーン・ウィルソン・トンプソン)氏を含む10名となる。水野氏は取締役会の監査委員会にも名を連ねる。
GPIF在任中水野氏は、環境、社会、ガバナンスの実践を推進した。同氏は空売り、テスラとCEO Elon Musk(イーロン・マスク)氏を蝕んだ取引行為の反対論者としても知られている。在任中に同氏は、ストックレンディング(株式賃借取引)を中止したことで多くの人々を驚かせた。水野氏の空売り反対は、この種の投資戦略(株価の下落を見越した思惑買い)はむしろ株価の透明性を高めるものだと信じる一部の市場原理主義者と対立している。以前水野氏はFinancial Times(フィナンシャル・タイムズ)などのメディアのインタビューに答えて、空売りは長期的視点と相容れないと語った。
水野氏はさまざまな

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