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OEMメーカーの自社ブランド戦略。ファッションtechのプロと立ち上げた自社ブランドの成功ポイントとは?

副業
アパレル企業で10年以上ブランディングビジネスに携わってきた深谷玲人さん(以下:深谷)。今回のユニファースト株式会社においても、自社ブランドの立ち上げをサポートしました。代表取締役社長の橋本敦さん(以下:橋本社長)が持つ「OEMのみの現状から脱却し、新規事業を通して企業としてステップアップしたい」という目標を、プロ人材はどのように実現したのでしょうか。
受託事業だけでは社会に注目されない危機感。強みの活かし方で苦悩する3代目社長の想い
ユニファースト株式会社 橋本敦代表取締役社長
40年間OEMを手掛けてきたユニファーストに息づく、大きな裁量を持ってのびのびと働ける社風
橋本社長:当社は1981年の創業以来、約40年もの間アパレルやバッグ、インテリア・雑貨などのOEMの企画、デザイン、生産まで手掛けてきました。従業員数は約50名。このうち半分は営業で、あとはデザイナーや生産管理、総務、経理です。
当社の営業は担当領域が幅広いのが特徴で、営業先の選定をはじめ、見積もり、工場への発注、納期設定、コストやクオリティの調整に至るまでプロジェクト全体を統括します。このように大きな役割を一担当者に任せるというカルチャーがあるので、なるべくのびのびと、自由に働いてもらえるような社風を目指していますね。
一度社外にでた経験を持つ社長は、OEM事業だけでは自社の潜在的な強みが発揮できず宝の持ち

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