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セキュリティーの欠如で顔認識スタートアップClearviewのソースコードがすべて漏洩

IT起業ニュース
2020年1月、ある新聞社の調査によってその衝撃的な存在が明らかになった、顔認識スタートアップのClearview AI(クリアビュー・エーアイ)は、たちまちハイテク系スタートアップ界の最も捉えどころがない隠蔽体質の嫌われ者になってしまった。
物議を醸している同社は、法執行機関が人の顔写真を撮りアップロードすると、30億人分の画像を保管しているとされる同社のデータベースで照合ができるサービスを提供しているが、その画像とは、一般のソーシャルメディアから集めたプロフィール写真だ。
だがしばらくの間、サーバーの設定ミスにより、同社の内部ファイル、アプリ、ソースコードが、インターネット上の誰もが見られる形で漏洩してしまった。
ドバイのサイバーセキュリティー企業SpiderSilk(スパイダーシルク)の最高セキュリティー責任者を務めるMossab Hussein(モサブ・フセイン)氏は、Clearviewのソースコードが保管されていたレポジトリーを突き止めた。そのレポジトリーはパスワードで守られてはいたが、設定ミスにより誰でも新規ユーザー登録ができ、ソースコードが保管されているシステムにログインできる状態になっていた。
レポジトリーには、コンパイルすればアプリとして実行できるClearviewのソースコードが保存されていた。さらにそこには、Clearviewのクラウド・ストレージのバケットに

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