“ロボットコーチ”があなたのスキルを引き上げる
近年、センサー技術や画像解析技術の進展で、スポーツの世界でも今まで以上に科学的なトレーニングが行われるようになってきました。例えば、GPSモーションセンサー(※)を装着して運動すれば、体への負荷状況を正確に計測可能です。運動強度や疲労の蓄積を見込んで、けがをせず、トレーニング効果を最大にするようなメニューを組めるようになります。ラグビー日本代表が利用例を紹介し、一般にも知られるようになりましたが、JリーグやBリーグのチームはもちろん、ユース年代でも取り組み例が増えてきています。
※=GPSモーションセンサー
位置情報や移動速度、負荷の強さ・方向を記録・送信するデバイス
一方で、笹川スポーツ財団の調査(2015年 スポーツ少年団現況調査報告書)によると、少子化に伴い、小学生のスポーツ少年団の構成団員数が年々減少しているとのこと。1団体当たりの子どもの数は21.8人となっており、2002年の26.7人から4.9人の減少。スポーツによっては減り幅がより大きいものもあり、1年~6年で紅白戦をするのがやっと…という状況です。
また、学校部活動が教員の負担になっているという議論も昨今見られますが、それに伴い今後、部活動も縮小傾向になることが予想されます。
少子化の影響は、そもそも競技人口が多
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