経済状況が厳しくなると、企業は自動化によってできる限りコストを下げようとする。そんな中 、クラウドのセキュリティを自動化するツールを提供しているアーリーステージのスタートアップBridgecrewは米国時間4月17日、シリーズAで1400万ドル(約15億円)を調達したことを発表した。
Battery Venturesがこのラウンドをリードし、参加したNFXは同社の400万ドルのシード投資家だ。ほかにも、Sorensen Ventures、DNX Ventures、Tectonic Ventures、そしてHomeward Venturesが参加した。数名の個人投資家も、この投資に加わった。これで同社の調達総額は1800万ドル(約19億4000万円)になった。
BridgecrewのCEOで共同創業者のIdan Tendler(イダン・テンドラー)氏によると、クラウドリソースのプロビジョニングはますます容易になっているが、それとともにセキュリティは逆にますます難しくなっている。企業のクラウドの利用では「DevOpsでセキュリティ技術が大きなボトルネックになっていて、DevSecOpsになっていない。クラウドのインフラストラクチャのセキュリティにも問題がある」。あちこちでその実態を見たテンドラー氏は、Bridgecrewの創業を着想した。
同社が目にしたのは、問題の多くに構成ミスが絡ん
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