家庭での新型コロナウイルス(COVID-19)抗体検査については、科学者や医療関係者の間でかなりの議論がある。抗体を持っている個人を認証して経済活動を部分的に再開するプロセスにおいて必要なステップだと言う人もいれば、現在利用できるテスト手法の精度と効果に疑問を投げかける人もいる。あなたがどちらの側につくにせよ、さらなるテストが必要なのは確かだ。そしてスタートアップのScanwellが家庭での抗体検査をそれなりの規模で検証する取り組みを始めた。その一方で同社は診断にかかる緊急使用承認についてFDA(米食品医薬品局)と協議を続けている。
Scanwellは家庭用の抗体テストキット1000個を無作為に抽出した市民に配布するのにノースカロライナ州、そしてローリー拠点のWake Forest Baptist Health(ウェイク・フォレスト・バプティスト・ヘルス)の協力を得ている。この検証には州議会が10万ドル(約1070万円)を拠出した。対象者はウェイク・フォレスト・バプティスト・ヘルスのシステムに登録された患者の中から選ばれ、指先から血液を採取するキットが年間を通して毎月郵送で届く。これはウイルスと抗体を追跡するためであり、統計学的により多くの人を対象とした調査の縮図となる。
今回のScanwellのテストは、まだFDAから緊急使用の承認を受けていないため、研究目的でのみ使用することが
スポンサーリンク
Scanwellが新型コロナ抗体テスト検証を1000人規模で開始
最近の投稿
- 「全人類が読むべき」豊間根青地氏が推す本とは? 仕事に役立つおすすめビジネス書9選
- 中国新興EV「極越」、"設立3年で経営破綻"の真相 バイドゥと吉利集団の合弁メーカーに何が? | 最新の週刊東洋経済 | 東洋経済オンライン
- 「負け犬」から22年、酒井順子氏語る「子の無い人生」 令和は「負け犬」にとって生きやすい社会なのか | 産むも・産まぬも | 東洋経済オンライン
- コンピューターはトレーダーの隠語を理解できるようになるか – WSJ PickUp
- AI投資暗転、それでも株を買い増す投資家 – WSJ PickUp
- 「停滞か、飛躍か。エクセルを手放さないまま2025年を迎える企業の行き先
- 『大阪ガス』をスコアで診断! 本当に『💰金のなる木』になり得るか?
- OpenAI CPOのケビン・ウェイルがDeepSeekについて語る:米中AI軍拡競争における『最初の大きな一撃』
- テクニカルサポート、トレーニングなどの技術サービスを提供するJTP株式会社の財務諸表(第38期半期)を見てみる
- フジ「CMストップ大打撃」、親会社の利益ほぼ半減 「中居問題」で広告収入が200億円超も吹き飛ぶ | メディア業界 | 東洋経済オンライン
コメント