公務員のタマゴに伝えたい話　＃22俺が間違えていると言うのか

　役所が「前例踏襲主義」になりがちな要因の一つに、人事の問題があります。概ね一つの職場に３年～５年在籍して異動することが多く、毎年職場の３分の１程度が入れ替わるわけです。このこと自体には良い面も悪い面もあるのですが、結果として「前年の担当者が隣にいる」ということがままあります。　このような場合、判らないことや疑問に感じたことを確認しやすいなどのメリットもありますが、何かを変えようとすると、前任者に否定されがちになってしまうのです。それを代表する台詞の一つが、この言葉でした。　本音を言えば「そうです」と返したいところですが、そこは大人ですので、実際に口にしたのは「間違っているとか、正しいとかではなくて、これから事業をよりよくするために、改善が必要ではないかという話をしているのです」という言葉でした。咄嗟の返しとしては、なかなか良かったと自負していますが、その先輩にはとりあってもらえませんでした。先輩に対し否定や非難をしたつもりは無かったのですが、そういう本音は滲みでていたのかもしれません。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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